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一般整備入庫事例20 走行水温低下のインジケーター消えず

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スズキ エヴリィ 走行中水温低下のインジケーターが消えない

サーモースタット交換

 サーモースタット交換

お客様がおっしゃるには、アイドリング中はインジケーターは、点灯しないが走行中に点灯し暖房の効きも悪いとのこと。外部診断機でダイアグコードが確認できないため、水温計の異常ではないとみました。走行テストで現象確認できました。データーモニターで実際の走行中の水温を見ると、走れば走るほど水温が低下していきます。信号で止まると水温がまた上昇し始めます。そこで、冷却水の循環経路を考えてみることにしました。

冷却水の循環経路

 冷却水の循環経路

ウォーター・ポンプでエンジンが回ってる間は常に冷却水は循環してます。
水色の矢印は冷却水が冷えてる時の循環経路です。
ウォーター・ポンプで回された冷却水はエンジンとウォーター・ポンプの間をぐるぐる回ってます。
これは、エンジンが冷えている為になるべく早くエンジンを温めようとしてエンジン内部で循環してます。
ラジエータなど外気に触れるところには循環しないようにしています。次に、エンジンが温まってきたらサーモスタッドを開いてラジエータの方に冷却水を循環させてエンジンを冷やそうとします。
これが赤色の矢印です。
サーモスタッドは冷却水の循環経路に設けられていて、エンジンが冷えている時にはラジエータへの水路を閉じて冷却水を早く適温にし、適温になった後はラジエータへ流す冷却水の流量を制御して、水温を調整する役目をしています。

上記のことから推測できること

 上記のことから推測できること

走行中にサーモスタットがラジエーターへの水路を閉じることができず、オーバークールを起こしているということでです。実際サーモスタットを外してみるとご覧のとおり右側が新品で左のサーモスタットは、中心部にあるペレットがラジエーターのケースに引っかかっていて空いたままの状態になっています。

上から見た写真

 上から見た写真

確かに左側のサーモスタットの方がバルブが開きっぱなしになっていることが分かります。新品で正常なサーモスタットに交換することで、エンジンのオーバークールは解消され冷却水はエンジンを適温に保てるようになり、暖房も冷却水温が上昇することで効くようになりました。

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