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一般整備入庫事例34 トラックのキャブ上がらない 

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三菱ふそう 構内車 
トラックのキャブ上がらない
埼玉県児玉郡神川町A様

車両の状態

 車両の状態

大型の構内車なので出張整備にいってまいりました。こういったトラックは、エンジンルームはキャブ(運転席、荷台ではない部分)を持ち上げることによって、エンジンのメンテナンスを行います。エンジンルームというかキャブを上げればそこは、エンジンがむき出しになっているので、ルームとは言わないのかもしれませんが・・・。お客様からのご用命はキャブが持ち上がらないということでした。

キャブの上げ方

 キャブの上げ方

キャブ左側についたレバーを→の方向に動かすとキャブが通常だと、上がります。仕組みは、油圧ポンプを油圧で回しています。

漏れの状態

 漏れの状態

レバーをキャブを上げる方向に動かすと、どうやらモーターが回転している音はしっかり聞こえてきます。もしかしてと思い車両の下に潜ってみると、大量のオイルが車両の下にこぼれていました。あの量のオイルが油圧パイプからこぼれているのでまったくキャブがあがるわけはありません。作動オイルの入っているタンクもほぼ空の状態です。レバーをキャブが上がる方向に動かすと凄い漏れオイル漏れです。油圧パイプののところからオイルが漏れています。

新品油圧パイプ

 新品油圧パイプ

上の写真の状態ですから修理は、無理です。油圧パイプを交換するしか方法はありません。ちなみに、油圧パイプとは左の写真のようにクネクネと折れ曲がっていて交換するにも知恵の輪のような取り回しをしなければなりません。容易ではありません。

取り外した油圧パイプ

 取り外した油圧パイプ

取り外した油圧パイプです。至る所が錆びついていて、漏れの大きかったところは、いくつも1ミリ~3ミリくらいの穴がありました。

完成

 完成

交換する際もキャブを上げなければ作業はできませんから、なんども作動油をタンク入れ、当然穴の開いたパイプに油圧が掛かるわけですからまた作動油が吹き出しその作業を何度も繰り返すことによってなんとかキャブを全開まであげ、ロックさせ万が一の為につっかい棒をキャブとエンジンの所にかけて、それを命綱にして作業を行います。上記でも述べたように油圧パイプは複雑に折れ曲がり知恵の輪のようにして組んでいき油圧パイプ同士又は、他の部品と干渉しないようにして作業し又処理をします。最後にこれで作動油を入れしっかりとキャブが開閉するか確かめ、パーツクリーナーで清掃をし、オイル漏れ点検してを終了です。

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